自動制御弁/調整弁/圧力調整弁
バルブ用語において、”(1)名称に関する用語”の分類の中で、”(k)自動制御弁”に分類されている用語のうち、『自動制御弁』、『調整弁』、『圧力調整弁』のJIS規格における定義その他について。
主として配管に用いられるバルブ(弁)に関して、バルブの名称(減圧弁、チャッキ弁、フート弁等)、バルブの形式(構造、弁箱、弁体、弁座、作動等)、共通事項(特性、流れ、寸法等)などについて規定しているバルブ用語(JIS B 0100)において、”(1)名称に関する用語”の分類の中で、”(k)自動制御弁”に分類されているバルブ用語には、以下の、『自動制御弁』、『調整弁』、『圧力調整弁』などの用語が定義されています。
バルブ用語(JIS B 0100)
⇒【(1)名称に関する用語 > (k)自動制御弁 】
分類: バルブ用語 > (1)名称に関する用語 > (k)自動制御弁
番号: 11000
用語: 自動制御弁
定義:
自動制御装置の操作端として、調節部の信号によって自動操作されるバルブの総称で、調整弁(自力式)と調節弁(他力式)とがある。
対応英語(参考):
automatic control valve
慣用語(参考):
−
分類: バルブ用語 > (1)名称に関する用語 > (k)自動制御弁
番号: 11001
用語: 調整弁(※1)
定義:
バルブの作動に必要な動力を検出部を通して制御対象から受けるバルブの総称。
対応英語(参考):
regulating valve
慣用語(参考):
−
分類: バルブ用語 > (1)名称に関する用語 > (k)自動制御弁
番号: 11002
用語: 圧力調整弁
定義:
おもり、ばね、流体圧力などを用い、圧力を調整するバルブの総称。
対応英語(参考):
pressure regulating valve
慣用語(参考):
−
(※1)
調整弁に関連するJIS規格には、以下などがあります。
JIS B 8357
油圧用圧力補償付流量調整弁−取付面及び取付寸法
JIS B 8654
比例電磁式シリーズ形流量調整弁試験方法
JIS B 8655
比例電磁式シリーズ形方向流量調整弁試験方法
JIS B 8656
比例電磁式バイパス形流量調整弁試験方法
JIS B 8657
比例電磁式バイパス形方向流量調整弁試験方法