複座形調節弁/ゲージ形調節弁/スプリット形調節弁
バルブ用語において、”(1)名称に関する用語”の分類の中で、”(k)自動制御弁”に分類されている用語のうち、『複座形調節弁』、『ゲージ形調節弁』、『スプリット形調節弁』のJIS規格における定義その他について。
主として配管に用いられるバルブ(弁)に関して、バルブの名称(減圧弁、チャッキ弁、フート弁等)、バルブの形式(構造、弁箱、弁体、弁座、作動等)、共通事項(特性、流れ、寸法等)などについて規定しているバルブ用語(JIS B 0100)において、”(1)名称に関する用語”の分類の中で、”(k)自動制御弁”に分類されているバルブ用語には、以下の、『複座形調節弁』、『ゲージ形調節弁』、『スプリット形調節弁』などの用語が定義されています。
バルブ用語(JIS B 0100)
⇒【(1)名称に関する用語 > (k)自動制御弁 】
分類: バルブ用語 > (1)名称に関する用語 > (k)自動制御弁
番号: 11027
用語: 複座形調節弁
定義:
二つの弁座をもつ調節弁。(※1)
対応英語(参考):
double seated control valve
慣用語(参考):
−
分類: バルブ用語 > (1)名称に関する用語 > (k)自動制御弁
番号: 11028
用語: ゲージ形調節弁
定義:
弁体がゲージ状の調節弁(※1)。
ゲージ形調節弁
対応英語(参考):
cage type control valve
慣用語(参考):
−
分類: バルブ用語 > (1)名称に関する用語 > (k)自動制御弁
番号: 11029
用語: スプリット形調節弁
定義:
弁箱を2分割し、弁座を間に挟み付けている調節弁(※1)。
スプリット形調節弁
対応英語(参考):
split body control valve
慣用語(参考):
−
(※1)
工業プロセス用調節弁など、調節弁に関連するJIS規格には、以下などがあります。
JIS B 2005-1
工業プロセス用調節弁−第1部:調節弁用語及び一般的必要条件
JIS B 2005-2-1
工業プロセス用調節弁−第2部:流れの容量−第1節:取付け状態における流れのサイジング式
JIS B 2005-2-3
工業プロセス用調節弁−第2部:流れの容量−第3節:試験手順
JIS B 2005-2-4
工業プロセス用調節弁−第2部:流れの容量−第4節:固有流量特性及びレンジアビリティ
JIS B 2005-3-1
工業プロセス用調節弁−第3部:寸法−第1節:フランジ形二方ストレート形グローブ調節弁の面間寸法及びアングル形グローブ調節弁の中心−面間寸法
JIS B 2005-3-2
工業プロセス用調節弁−第3部:寸法−第2節:バタフライ弁を除く回転形調節弁の面間寸法
JIS B 2005-3-3
工業プロセス用調節弁−第3部:寸法−第3節:突合せ溶接形二方ストレート形グローブ調節弁の面間寸法
JIS B 2005-5
工業プロセス用調節弁−第5部:表示
JIS B 2005-6-1
工業プロセス用調節弁−第6部:調節弁へのポジショナの取付けの詳細−第1節:直線運動駆動部へのポジショナの取付け
JIS B 2005-6-2
工業プロセス用調節弁−第6部:調節弁へのポジショナの取付けの詳細−第2節:回転運動駆動部へのポジショナの取付け
JIS B 2005-7
工業プロセス用調節弁−第7部:調節弁データシート
JIS B 2005-8-1
工業プロセス用調節弁−第8部:騒音−第1節:調節弁の空気力学的流動騒音の実験室における測定
JIS B 2007
工業プロセス用調節弁−試験及び検査