差込み溶接形/突合せ溶接形/ユニオン形
バルブ用語において、”(2)形式に関する用語”の分類の中で、”(a)接続端”に分類されている用語のうち、『差込み溶接形』、『突合せ溶接形』、『ユニオン形』のJIS規格における定義その他について。
主として配管に用いられるバルブ(弁)に関して、バルブの名称(減圧弁、チャッキ弁、フート弁等)、バルブの形式(構造、弁箱、弁体、弁座、作動等)、共通事項(特性、流れ、寸法等)などについて規定しているバルブ用語(JIS B 0100)において、”(2)形式に関する用語”の分類の中で、”(a)接続端”に分類されているバルブ用語には、以下の、『差込み溶接形』、『突合せ溶接形』、『ユニオン形』などの用語が定義されています。
バルブ用語(JIS B 0100)
⇒【(2)形式に関する用語 > (a)接続端 】
分類: バルブ用語 > (2)形式に関する用語 > (a)接続端
番号: 20109
用語: 差込み溶接形
定義:
端部がソケット溶接で管と接合される形式。
差込み溶接形
対応英語(参考):
socket welding end
慣用語(参考):
ソケット溶接形
分類: バルブ用語 > (2)形式に関する用語 > (a)接続端
番号: 20110
用語: 突合せ溶接形
定義:
端部が突合せ溶接(※1)で管と接合される形式。
突合せ溶接形
対応英語(参考):
butt welding end
慣用語(参考):
−
分類: バルブ用語 > (2)形式に関する用語 > (a)接続端
番号: 20111
用語: ユニオン形
定義:
端部がユニオンである形式。
ユニオン形
対応英語(参考):
union end
慣用語(参考):
−
(※1)
突合せ溶接とは、突合せ継手に用いられる溶接で、二つの部材(母材)を、ほぼ同じ面内で突き合わせて、開先(グルーブともいい、溶接する母材間に設ける溝)を設けて行う溶接のことです。