Y形/エルボダウン形/連成形
バルブ用語において、”(2)形式に関する用語”の分類の中で、”(b)弁箱”に分類されている用語のうち、『Y形』、『エルボダウン形』、『連成形』のJIS規格における定義その他について。
主として配管に用いられるバルブ(弁)に関して、バルブの名称(減圧弁、チャッキ弁、フート弁等)、バルブの形式(構造、弁箱、弁体、弁座、作動等)、共通事項(特性、流れ、寸法等)などについて規定しているバルブ用語(JIS B 0100)において、”(2)形式に関する用語”の分類の中で、”(b)弁箱”に分類されているバルブ用語には、以下の、『Y形』、『エルボダウン形』、『連成形』などの用語が定義されています。
バルブ用語(JIS B 0100)
⇒【(2)形式に関する用語 > (b)弁箱 】
分類: バルブ用語 > (2)形式に関する用語 > (b)弁箱
番号: 20204
用語: Y形
定義:
弁棒と軸線と出口の流路が鋭角な弁箱の形式。
Y形
対応英語(参考):
Y-globe type,
Y-type
慣用語(参考):
−
分類: バルブ用語 > (2)形式に関する用語 > (b)弁箱
番号: 20205
用語: エルボダウン形
定義:
Y形の変形で出入口の流路が直線ではなく、エルボ状の弁箱の形式。
エルボダウン形
対応英語(参考):
elbow down type
慣用語(参考):
−
分類: バルブ用語 > (2)形式に関する用語 > (b)弁箱
番号: 20206
用語: 連成形(※1)
定義:
2個以上の弁箱が一体な弁箱の形式。
連成形
対応英語(参考):
manifold type
慣用語(参考):
−
(※1)
弁箱の形式が連成形であるタイプのバルブ(弁)の一つに、連成弁(1個の弁箱と同じ機能をもつ2個以上の弁体で構成するバルブ)があります(下図参照)。
連成弁