トップガイド形／トップアンドボトムガイド形／ケージガイド形
バルブ用語において、”（2）形式に関する用語”の分類の中で、”（f）弁体ガイド”に分類されている用語のうち、『トップガイド形』、『トップアンドボトムガイド形』、『ケージガイド形』のJIS規格における定義その他について。
主として配管に用いられるバルブ（弁）に関して、バルブの名称（減圧弁、チャッキ弁、フート弁等）、バルブの形式（構造、弁箱、弁体、弁座、作動等）、共通事項（特性、流れ、寸法等）などについて規定しているバルブ用語（JIS B 0100）において、”（2）形式に関する用語”の分類の中で、”（f）弁体ガイド”に分類されているバルブ用語には、以下の、『トップガイド形』、『トップアンドボトムガイド形』、『ケージガイド形』などの用語が定義されています。
バルブ用語（JIS B 0100）
⇒【（2）形式に関する用語 > （f）弁体ガイド 】
分類： バルブ用語 > （2）形式に関する用語 > （f）弁体ガイド
番号： 20601
用語： トップガイド形
定義：
� ナ杪里両緝�1か所をガイドしている形式。
�◆グ汰簡�（※1）の弁体の支持方式でピストン構造の弁体をシリンダー状ガイドの中に挿入し支持する形式。
トップガイド形
対応英語（参考）：
top guide type
慣用語（参考）：
−
分類： バルブ用語 > （2）形式に関する用語 > （f）弁体ガイド
番号： 20602
用語： トップアンドボトムガイド形
定義：
弁体の上、下部2か所をガイドする形式。
トップアンドボトムガイド形
対応英語（参考）：
top and bottom guide type
慣用語（参考）：
−
分類： バルブ用語 > （2）形式に関する用語 > （f）弁体ガイド
番号： 20603
用語： ケージガイド形
定義：
弁体の外周をケージによってガイドする形式。
対応英語（参考）：
cage guide type
慣用語（参考）：
−
（※1）
安全弁とは、バルブの入口側の圧力が上昇してあらかじめ定められた圧力になったとき自動的に作動し、弁体が開き、圧力が所定の値に降下すれば、再び弁体が閉じる機能をもつバルブのことです。
公称吹出し量を排出する能力をもち、主として蒸気又はガスの発生装置、圧力容器及び配管の安全確保のために使用されます。
ばね安全弁、おもり安全弁、てこ安全弁、ばね平衡形安全弁、電磁安全弁、パイロット付き安全弁、シリンダー操作安全弁、平衡形安全弁、非平衡形安全弁、開放形安全弁、揚程式安全弁、全量式安全弁、二つ組安全弁など、用途により各種の安全弁があります（下図参照）。
ばね安全弁（開放形、非平衡形）
おもり安全弁
てこ安全弁
ばね平衡形安全弁
電磁安全弁
パイロット付き安全弁
シリンダー操作安全弁
二つ組安全弁