シールリップボンネット形/プレッシャーシールボンネット形
バルブ用語において、”(2)形式に関する用語”の分類の中で、”(d)弁箱とふたとの接続”に分類されている用語のうち、『シールリップボンネット形』、『プレッシャーシールボンネット形』のJIS規格における定義その他について。
主として配管に用いられるバルブ(弁)に関して、バルブの名称(減圧弁、チャッキ弁、フート弁等)、バルブの形式(構造、弁箱、弁体、弁座、作動等)、共通事項(特性、流れ、寸法等)などについて規定しているバルブ用語(JIS B 0100)において、”(2)形式に関する用語”の分類の中で、”(d)弁箱とふたとの接続”に分類されているバルブ用語には、以下の、『シールリップボンネット形』、『プレッシャーシールボンネット形』などの用語が定義されています。
バルブ用語(JIS B 0100)
⇒【(2)形式に関する用語 > (d)弁箱とふたとの接続 】
分類: バルブ用語 > (2)形式に関する用語 > (d)弁箱とふたとの接続
番号: 20405
用語: シールリップボンネット形
定義:
溶接ボンネット形(※1)のうち溶接部をリップ状にし、溶接性を向上させ、分解時の便を図る形式。
シールリップボンネット形
対応英語(参考):
seal lip bonnet type
慣用語(参考):
−
分類: バルブ用語 > (2)形式に関する用語 > (d)弁箱とふたとの接続
番号: 20406
用語: プレッシャーシールボンネット形
定義:
弁箱とふたをガスケットを介してボルト(※2)などで締め上げ、自己圧によりシールする形式。
プレッシャーシールボンネット形
対応英語(参考):
pressure seal bonnet type
慣用語(参考):
−
(※1)
溶接ボンネット形とは、弁箱にふたをねじ込み後、漏れ止めに溶接を行う形式のことです(以下の図参照)。
溶接ボンネット形
(※2)
ボルトとは、一般にナットと組んで用いるおねじ部品の総称で、形状、機能、用途などによって、いろいろな種類があります。
JIS規格に規定されているボルトには、主に以下などがあります。
JIS B 1136
ヘクサロビュラ穴付きボルト
JIS B 1166
T溝ボルト
JIS B 1168
アイボルト
JIS B 1171
角根丸頭ボルト
JIS B 1173
植込みボルト
JIS B 1174
六角穴付きボタンボルト
JIS B 1175
六角穴付きショルダボルト
JIS B 1176
六角穴付きボルト
JIS B 1178
基礎ボルト
JIS B 1179
皿ボルト
JIS B 1180
六角ボルト
JIS B 1182
四角ボルト
JIS B 1184
ちょうボルト
JIS B 1186
摩擦接合用高力六角ボルト・六角ナット・平座金のセット
JIS B 1187
座金組込み六角ボルト
JIS B 1189
フランジ付き六角ボルト
JIS B 1194
六角穴付き皿ボルト
JIS B 1195
溶接ボルト